以前に書いたGCPでWordPress構築の記事よりも高速な環境を今回は作っていきたいと思います。以前の記事を知らない方はこちらの記事を御覧ください。以前の記事は簡単に言うとGCPのMARKET PLACEを使用した初心者向けのやり方について解説した記事です。

今回の記事をやる場合は自己責任でお願いします。

GCPでほぼ無料でWordPress構築(前編)
この記事は自己責任でお願いします。GCEとはグーグルが提供しているサービスでGoogle Cloud Platformというサービスの中の一つがGoogle Compute Engine(GCE)と呼ばれるものです。名前...
今回の記事をやる場合は自己責任でお願いします。
無料枠の料金について
現在かかっている料金についてはこんな感じになっています。
ドメイン料金(3年間):2000円
GCPの請求額:マネジゾーン $0.20/月
インターネット下り料金 $0.12/1G (0~1 TB)
私の場合は月50円ぐらいでおさまっています。
転送量が多くなれば料金も高くなります。
詳しい情報はこちら(GCP無料枠について)を参照してください。
ドメイン料金(3年間):2000円
GCPの請求額:マネジゾーン $0.20/月
インターネット下り料金 $0.12/1G (0~1 TB)
私の場合は月50円ぐらいでおさまっています。
転送量が多くなれば料金も高くなります。
詳しい情報はこちら(GCP無料枠について)を参照してください。
インスタンスの作成
画像のようにインスタンスの作成をクリックします
そしたら次にこのような画面が出ると思います。
これを変更していきます。ここを間違えるとものすごく課金されてしまうので注意してください。
・名前 任意で入力してください。
・リージョン
無料枠内で利用するためには、バージニア州北部を除く米国リージョンを選ぶ必要があるのでus-west1を今回は選択します。
・マシンタイプ
無料枠内で利用するためには、f1-micro(最低のスペック)までです。
・ブートディスク
30GBまでが無料枠内なので30GBにします。
そしてOSはUbuntu 18.04 LTSを今回は選択します。
・ファイヤーウォール
HTTP トラフィックを許可するにチェックを入れます。
HTTPS トラフィックを許可するにチェックを入れます。
・リージョン
無料枠内で利用するためには、バージニア州北部を除く米国リージョンを選ぶ必要があるのでus-west1を今回は選択します。
・マシンタイプ
無料枠内で利用するためには、f1-micro(最低のスペック)までです。
・ブートディスク
30GBまでが無料枠内なので30GBにします。
そしてOSはUbuntu 18.04 LTSを今回は選択します。
・ファイヤーウォール
HTTP トラフィックを許可するにチェックを入れます。
HTTPS トラフィックを許可するにチェックを入れます。
これで[デプロイ]をクリックします。
外部 IP アドレスの設定
[VPCネットワーク]から[外部IPアドレス]に移動します。
そしたら[静的アドレスの予約]をクリックして静的アドレスを指定していきます。
・名前
任意で決められます。
・リージョン
先ほど決めたリージョンを選択(今回はus-west1)
・連絡先
リージョンを選択すると選べるようになる。
タイプが静的になっていることを確認する。
任意で決められます。
・リージョン
先ほど決めたリージョンを選択(今回はus-west1)
・連絡先
リージョンを選択すると選べるようになる。
タイプが静的になっていることを確認する。
SSH接続してWordPressを構築する
画像のように[SSH]をクリックします。
そしたら黒いターミナルが現れると思うので、コマンドを入力していきます。
コマンド入力パート
スーパユーザになります。本来はsudoを打ったほうがいいですが面倒なので…….
sudo su -
後々聞かれることになるので最初にタイムゾーンを変更します
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
Apache
apt -y update
apt -y install apache2
systemctl enable apache2
systemctl start apache2
PHP7.2
MARKET PLACEで標準でインストールされているものよりバージョンが上なのでより高速です。
apt -y install php7.2 php7.2-mysql
Maria-db
apt -y install mariadb-server mariadb-client
systemctl enable mariadb
systemctl start mariadb
mariadb
MariaDBに入れたらWordPressのDBを作ります。
CREATE DATABASE wordpress DEFAULT CHARACTER SET utf8;
ユーザを追加します
GRANT ALL ON wordpress.* to [email protected] IDENTIFIED BY '好きなパスワード';
FLUSH PRIVILEGES;
WordPress のインストール
Control+DでMariaDBから抜けてください。
WordPressのファイル群をダウンロードして解凍します。そしてapacheのユーザを所有者に設定します。cd /var/www/html
wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
tar xvf latest-ja.tar.gz
sudo mv wordpress/* .
chown -R www-data:www-data .
WordPressが作られたか確認

画像にある外部IP/wordpressをブラウザの検索バーに入力します。
そうするとWordPressの設定が出てきます。[さあ始めましょう]をおして画像のように必要事項を入力しましょう。
そしてただし情報を入力するとインストールが始まります。そして指示に従ってログインするとWordPressのダッシュボードが現れます。

まとめ
これに加えてドメインの取得、SSL化をする場合はこちらの記事を参考にしてやってみてください。

それではお疲れさまでした!

GCPでほぼ無料でWordPress構築(後編)
前編に引き続きやっていきたいと思います。 前回の記事はこちらから ドメイン取得 ドメインの取得はお名前ドットコムやムームードメインが有名ですが、今回はムームードメインの場合を解説します。 まずムームードメインのサイ...
それではお疲れさまでした!
参考資料



Apache、MySQL、PHPのインストール - Linux入門 - Webkaru
WordPressを動かすのに必要なパッケージ(Apache、MySQL、PHP)をサーバーにインストールします。WordPressのインストール記事は少し長くなったので3部構成です。今回は「1. Apache、MySQL、PHPのインストール」を説明します。 WordPressのインストール:目次 1.

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